2016/08/21

シンポジウム「チベット文明のレジリエンス」

東京外国語大学でシンポジウムを行います.

日時:2016年9月17日(土)10:00-17:00(9:30開場)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階303号室(大会議室)
内容:「チベット文明のレジリエンス」(申し込み不要 参加無料)
9:30開場
10:00-10:20 岩尾一史(神戸市外国語大学)「趣旨説明」
10:20-10:50 井内真帆(神戸市外国語大学)「チベット史の転換期としての仏教伝播」
10:50-11:20 小松原ゆり(明治大学)「ガンデンポタンの成立と周辺諸国への波及」
11:20-11:30 休憩
11:30-12:00 質疑応答・ディスカッション
13:30-14:00 別所裕介(広島大学)「ポスト王政期ネパールにおける“仏教の政治”とチベット仏教の社会進出」
14:00-14:30 根本裕史(広島大学)「チベット古典文学の再創造」
14:30-15:00 小西賢吾(金沢星稜大学)「ボン教のレジリエンス:人・自然・思想のつながりから」
15:00-15:10 休憩
15:10-15:50 質疑応答・ディスカッション
15:50-16:00 休憩
16:00-17:00 ラウンドディスカッション「チベット文明の特質」
コメンテーター:石濱裕美子(予)(早稲田大学)、大川謙作(日本大学)、小野田俊蔵(佛教大学)、長野泰彦(国立民族学博物館名誉教授)
*AA研共同利用・共同研究課題「“人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ」, 科学研究費(基盤B)「チベット牧畜民の生活知の研究とそれに基づく牧畜マルチメディア辞典の編纂」(代表者:星泉(AA研所員),課題番号:15H03203)との共催


第64回日本チベット学会

久しぶりの更新.

第64回日本チベット学会の開催日が決まりました.

http://jats.web6.jp/

・日時:2016年11月19日・20日(土日)
・会場:身延山大学(〒409-2597 山梨県南巨摩郡身延町身延3567)


時間・プログラム等は未定で,これから発表者の募集などがあるかと思います.

2016/03/29

【訃報】Snellgrove氏逝去

3月25日、チベット仏教学の大家David Llewellyn Snellgrove氏が逝去されました。享年95歳。
研究者としてだけでなく、チベット現代史を彩る一人として知らない人はいない大物です。すでに多くのメディアで発表されています。

2015/12/18

【訃報】王堯氏逝去

微信, facebookなどによると、中国チベット学の巨人、王堯氏が12月17日に逝去されたとのことです。

2015/12/11

ペマツェテン(著)大川謙作(訳・解説)「九番目の男」

ペマ・ツェテン(著)大川謙作(訳・解説)「九番目の男」
『すばる』2016年1月号


http://subaru.shueisha.co.jp/


快挙!チベット文学・映画の紹介がすごい勢いで進んでいますが、ついに文芸誌に掲載されるまでになったのですね。しかし、チベット文学研究会の息の長く熱い活動は本当に素晴らしく、もう感動的ですらあります。

更新をサボっている間にチベット関係は多くの動きがありました。ペマツェテン監督映画『タルロ』の映画賞受賞を筆頭として、様々なシンポジウムが開催され、出版も目白押しというわけで、どんどんオイテケボリです。

2015/11/05

第3回チベット学情報交換会

2年前に始めた小さな試み、今年もやります。
例によって日本チベット学会のついでに開催しますので、本体の学会共々ご参加ください!


第3回チベット学情報交換会
日時:11月14日(土) 13:15-15:00
会場:四天王寺大学(羽曳野市)事務局棟6階講堂

根本裕史「チベット古典詩の世界」
村上大輔「現代ラサと民間信仰」
三宅伸一郎・西沢史仁「skung yigについて」
海老原志穂・西田愛・別所裕介「学会報告 第4回若手チベット学研究者国際会議」

2015/10/25

第63回日本チベット学会大会

日本チベット学会大会が次の要領で開催されます。

詳しくは
http://jats.web6.jp
をご覧ください。

日時は

11/14, 13:15-19:00  四天王寺大学事務局棟 
11/15, 10:00-16:30  四天王寺大学あべのハルカス( 23階)

の二日間開催です。

11/14は
・委員会
・第三回チベット学情報交換会
・ワークショップ「今チベットから何を学ぶか」
・懇親会

11/15は
・研究発表
・総会

と目白押しです。特にワークショップは

「いまなぜチベットを研究するのか?チベット学に求められる総合性やその人文学全体での普遍性は何かを、立ち止まって考える機会を4名の専門家とともに持ちたいと思います。(会長・長野泰彦)」

ということで、日本におけるチベット学の行く末を考える上で必聴のものとなりそうです。

なお、11/14の13:15-15:00には、例によってチベット学情報交換会も開きます。こちらは研究発表未満の気楽かつ率直な情報交換の場です。学会ともども是非ご参加ください。