2015/02/28

Kumagai (ed.), Bhutanese Buddhism and Its Culture

Seiji Kumagai (ed.) (2014.12), Bhutanese Buddhism and Its Culture, Kathmandu: Vajra Publications.





2月27日にブータンのティンプ、王立ブータン研究所にて出版祝賀会が開かれたとのこと。2/28の午後9時からブータン国営放送のニュースでもその様子が放送されるようです。

https://www.facebook.com/seiji.kumagai.18/posts/10153218477604236?pnref=story

http://www.bbs.bt/news/?p=48839

2015/02/27

中沢新一『チベットの先生』

中沢新一(2015.02)『チベットの先生』角川学芸出版
ISBN 9784044094799

チベットの小村に生まれたケツン氏。人類の叡智の伝統と、チベット仏教究極の教えの修行に励む彼を中国の侵攻が襲う。著者が師事した高僧の魂の旅と優しく偉大な文明の記憶を描く。『知恵の遥かな頂』を改題。

http://www.kadokawa.co.jp/product/321407001775/

R. Vitali (ed.), Trails Of The Tibetan Tradition: Papers for Elliot Sperling

R. Vitali (ed.), <i>Trails Of The Tibetan Tradition: Papers for Elliot Sperling</i>, Amnye Machen Institute.

既に出版されたらしい。ネット上にはチラホラと寄稿者リストなどが挙がっているが、詳細をまだ知らない。

http://tibetexpress.net/news/amnye-machen-institute-dedicates-new-publication-to-professor-elliot-sperling/


追記:結局、Revue d'etudes tibetainesの 31号として出版された。

http://www.digitalhimalaya.com/collections/journals/ret/index.php?selection=0

小西賢吾『四川チベットの宗教と地域社会』

小西賢吾(2015.02予)『四川チベットの宗教と地域社会:宗教復興後を生きぬくボン教徒の人類学的研究』風響社

ISBN: 9784894892101

ボン教とは何か。破壊と復興を経た現在の宗教実践過程から、社会変容を乗り越える力強いその存続のメカニズムを描き出す。


http://www.fukyo.co.jp/book/b194107.html

2015/02/16

静春樹『ガナチャクラと金剛乗─後期インド仏教論の再構築を目指して─』

静春樹 (2015.03.31予)『ガナチャクラと金剛乗─後期インド仏教論の再構築を目指して─』起心書房

ISBN: 9784907022075












http://kishin-syobo.com/index.php?FrontPage

望月海慧 『全訳 アティシャ 菩提道灯論』

望月海慧(2015.03.31予)『全訳 アティシャ 菩提道灯論』起心書房
ISBN: 9784907022082


http://kishin-syobo.com/index.php?FrontPage

2015/02/04

Roberts, The Mind of Mahāmudrā



Alan Roberts (2015.01), The Mind of Mahāmudrā: Advice from the Kagyü Masters,  Wisdom Publications.  ISBN 9781614291954

http://www.wisdompubs.org/book/mind-mahamudra

Yeh, Taming Tibet

Emily T. Yeh (2013.11) Taming Tibet: Landscape Transformation and the Gift of Chinese Development, Cornell University Press.

http://www.cornellpress.cornell.edu/book/?GCOI=80140100581500


【訃報】野元甚蔵氏逝去


1月31日、野元甚蔵氏が逝去したとのことです。97歳でした。

関東軍情報部に属していた野元氏は、1939年、情勢調査のためにチベットに入りました。奇しくもダライ・ラマ14世がラサに来られた年です。ダライ・ラマが居所のノルブリンカからラサのジョカンに参拝されるときの行列も目撃しています。

彼の手記は

野元甚蔵『チベット潜行1939』悠々社、2001

として出版されました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2015020102000112.html