『日本西蔵学会会報』第60号(2014.10.01)。
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横山剛「『入阿毘達磨論』の原題に関する考察─蔵訳仏典が伝える書名中の"rab tu byed pa" (prakarana)の意味をめぐって─」pp. 1-14.
西山亮「Prajñāpradīpa-ṭīkāの書誌学的考察」pp. 15-25.
石部道明「『ガリム・チェンモ』第14章における脈・風・滴・輪の特色について」pp.27-39.
古角武睦「ツォンカパ『菩提道次第大論』の二諦説─特にその世俗諦と唯世俗との関係について─」pp. 41-53.
青原彰子「『菩提道次第大論』における道次第と軽安」pp. 55-67.
旦正卓么(Danzhengzhuome)「チベット語アムド農民方言の音韻体系とその特徴─青海省海南州同徳県の農民方言─」pp. 69-88.
岩田啓介「チベット語に訳された詔の頒布からみる18世紀前半の清朝―チベット関係の一側面」pp. 89-101.
チョルテンジャブ(喬旦加布)「チベットアムド地域におけるルロ祭とその社会的意義について─ワォッコル村の事例から─」pp. 103-121.
高本康子「戦時期日本の「喇嘛教」認識─「廟会」関連資料を中心に─」pp. 123-133.
海老原志穂・星泉「小説家の描く現代チベット・アムド出身の二人の作家─タクブンジャとペマ・ツェテン─」pp. 135-147.
Kengo Konishi "Inter-regional Relationships in the Creation of the Local Bon Tradition: A Case Study of Amdo Sharkhog" pp. 149-161.
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なお、バックナンバーは順次電子化され、ciniiにて公開されています。
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00195213_ja.html
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